Masterpieces from the Collection
of the Kunstmuseum Winterthur -------------------------------


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Joseph Roulin / 郵便配達人 ジョセフ ・ ルーラン : 1888
--------------------- vincent van Gogh ( 1853-1890 )


この絵のモデルは ゴッホが アルル時代、
「 黄色い家 」 で過ごしていた頃に
日常の世話を 引き受けていた ルーラン夫妻の ' 主人' の肖像画である

「 郵便配達人」 と題されているが
正しくは・・ 「 郵便配達人の恰好をした ジョセフ・ルーラン氏 」 なのだ
夫妻との関係は 親密であったようで 
ジョセフ・ルーランの 肖像画は 6点にも及んだそうだ

その中の、一枚である  


' 斜め右 ' の角度で ぜひ、ご覧になっていただきたい
今にも 話しかけてきそうな表情・・ 原画ならではの醍醐味を ご堪能あれ  


この度の 「ザ+コレクション+ヴィンタートゥール」 ------------------------------
スイスの小都市ヴィンタートゥール、小さな町のようだけれど


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資産家たちが 数多くの美術作品を集めた 文化都市として 知られているらしい
これまで 国外へ まとめて展示されることは なかったという 優れた絵画たち、
そして ブロンズ等・・ あわせて90作品のすべてが 日本初公開・・・・。

実物の素晴らしさ、ぜひぜひ  その目で !


世田谷美術館にて
10/11(月・祝)まで。 A.M.10:00-17:30 (入場)

会期 あと僅かです、どうぞ お出かけください ------------------------- ★


※ フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)

フランスのパリやアルルに居を構え、
印象派や浮世絵の影響を受けた作品を描いたポスト印象派の代表的画家
現在でこそ高く評価をされているけれど 生前に売れた絵はたった一枚。

画家仲間だったゴーギャンとのエピソードは ご存知の通り
1890年には銃で自殺を図り、治療を受けるも短い生涯を閉じた


ゴッホといえば真っ先に挙げられる「ひまわり」
実はゴッホの「ひまわり」は一枚ではなく、似た構図にて7枚
(他説には花瓶に挿されていない構図を含めた11点または12点)

ゴッホにとっての向日葵(ひまわり)
それは明るい南フランスの太陽、ひいてはユートピアの象徴であり
アルル滞在時代に 盛んに描かれた

ゴッホは 描くことに 情熱を注ぎ それが満ち溢れて絵筆に魂を込めること自身に
喜びを感じていた 表現そのものに。。。
そして 100年後の世に 自身の絵が 語り伝えられていくことを望んでいた

その願いは こうして現実のものとなり きっと 遠く空の上から
ゴッホは 嬉しそうに微笑んでいるに違いないと。。。。


芸術は 科学と似ていると よく称される
即 リアルタイムでの 評価や 名誉のためではなく 100年後の単位で真の評価が下されることは ざら
本物の実力は 目先や小手先では 到底 叶わない、という なによりの 証 なのだと思う

コーヒーとコニャック ☆
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by rosemary_rosemary | 2010-10-04 14:00 | museum | Comments(0)

もう一度、逢いに行く

オルセー美術館展 2010
------------------- 「 ポスト印象派 」
国立新美術館にて

大好きな ゴッホや モネの
知らなかった作品があったり、
数々の錚々たる名画たちを目の当りにして
それは 興奮と歓喜、それ以外の何者でもなく

先月はじめにでかけた時には 
この先、これだけのものがみれるかどうか・・
そんな思いで 脳裏に焼き付けるかのように見入った



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        Vincent van Gogh ( 1853-1890 ) 「 アニエールのレストラン・ド・ラ・シレーヌ 」:1887

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もう逢えないかもしれない作品だってある、そう思って
混雑の中 まさかの逆流までして 見返した作品もあった

漠然と もう一度見たい・・ 
そう思っていた ある日、 ひょんなことから 話がまとまり
いざ、再びの人込みに 身を委ねる覚悟で 出かけたのでした


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                 Claude Monet (1840-1926) 「ボルディゲラの別荘」:1884


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                 Claude Monet (1840-1926) 「ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光」:1904                    



本物は素晴らしい ・・・・・・・・・・


躊躇している方がいらしたら、ダメです !
ぜひ、お出かけになってください
ポスターや画集、ポストカードで満足では 勿体ない
ぜひとも 肉筆の原画を その眼でじかに 堪能していただきたい

此処を読まれて 重い腰を起そうかという気になられた方
リンク先の 「犬走りのある小庭 」 kadononekoさんのブログ、
8月9日の記事の中に とっても 耳寄りな情報が・・。


8月16日(月) までです、お急ぎください・・・・・

ルソーの想像力に圧巻
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by rosemary_rosemary | 2010-08-10 14:00 | museum | Comments(2)

美しい空間・・

ヴァンジ彫刻庭園美術館
初めて訪れました・・
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とても素敵な美術館でした

また、何度でも訪れたい場所です
今度は クレマチスの二番花の時季にでも ♪

一番花の剪定が終わったばかりのようでした
日程の都合上、今日しかなかったので・・
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でも、大満足です
雨が降ってしまったけれど、それはそれでOK
それに すいていたのでゆったり廻れました

次回、晴れの日に来れたら
さらに 爽やかで気持ちいいのだろうな~
緑が綺麗なところって大好きです
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記事の続きは、また後で・・・。
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by rosemary_rosemary | 2010-07-09 23:00 | museum | Comments(0)

語りかける風景

朝は パラリ、ときていたので
折畳み傘をBAGに忍ばせ 自転車で駅まで走った 

なのに 曇るどころか かな~り、暑い一日になって
こんなになるのなら 早朝に洗濯をしたのに・・

などと ギリギリで 起きておきながら
根も葉もない後悔をしたりして・・・・

用事の後、渋谷へ
珍しく映画ではなくMUSEUMへ

ストラスブール美術館所蔵
‘ 語りかける風景 ’
一番、印象的だったのは ギュスターヴ・ブリオン
『 女性と薔薇の木 』 でした
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本当に美しかった・・・
すべて見終えた後、戻ってもう一度じっくりと観てしまった程・・

ギュスターヴ・ブリオン(1824-77)
1853年から画家としての栄光を手にしたと記されていた
この作品は1875年、彼が53歳で亡くなる2年前のものということになる

彼個人のことも 興味をひいた
記述によると 彼は 自然や自分の庭を愛していて
夜中に起きては 挿し木に水遣りをしながらうっとりと眺めていたらしいのだ
いつの時代も植物好きは怪しい・・?

この薔薇もよく見るとスタンダード仕立て、
いったい いつの時代から 行なわれていたのだろう
上流中層階級のお庭を好んで 描いていたそうだが・・

緑に囲まれた中で
宝石が鏤められるように咲いている様がとても美しい

心に残った作品たち・・
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by rosemary_rosemary | 2010-07-06 21:00 | museum | Comments(4)

写真について

写真や写真家について詳しい訳ではないけれど
絵画と同様に 心が動かされる重要なファクターであると思う

月の初めに、恵比寿へ出かけた時のこと
折角だから ' 東京都写真美術館' へ寄ろうと思った

完成した当初から 訪れてみたいと思いながら
実は 一度も ・・
今年で、もう15年になるらしい

----- 古屋誠一 メモワール● -------

開催中の写真展のポスターは素敵だった
お洒落な感じさえ漂っていた

この写真展のポスターには カメラを提げた ごく自然で
幸せそう (な感じ?) で清々しい印象の女性が 被写体となっている

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けれど、実は この女性は写真家の妻で 
1985年に東ベルリンで自ら命を絶ったのだという


名は クリスティーネ
同名の写真集 『 Memoires(メモワール) 』 では
家族が抱える闇や悲しみ、社会における生と死の問題を露呈し
国際的に高い評価を得た、云々。。と資料の中での解説が続く


: 7月19日(月・祝)まで開催
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写真って、不思議・・
ただ 綺麗だから、美しいからといって心に響く訳でもなく
また こうしてバックボーンを知って 見方に変化が生じる・・・・

草むらに寝転ぶクリスティーネの
頭上に横たわる花は何だろう ? 斑入りの紫陽花だろうか ?
それとも別の・・?  幸せな瞬間を 切取ったものかもしれないのに
静かな表情の写真も どことなく物悲しく思えてしまったのです

彼女の表情・・ どんな印象をもたれますか?
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by rosemary_rosemary | 2010-06-28 20:00 | museum | Comments(0)

森への憧れと日々のこと

by rosemary_rosemary